私がドイツの大学にいくために勉強したドイツ語の教科書


私がドイツの語学学校で勉強した教科書です。現在もレッスンに大活躍。

日本人が書いた一般的なドイツ語学習本に比べ、中身は天と地ほど違います。

これが実践的な学び方か!と感心するほどの質と量です。ぜひ一度その違いも含めて体験してみてください。

ドイツ語初級1【A1】

Begegnungen: Kurs- und Arbeitsbuch A1

A1オンライン練習問題

 

ドイツ語初級2【A2】

Begegnungen: Kurs- Und Arbeitsbuch A2
A2オンライン練習問題

 

ドイツ語中級1【B1】

Begegnungen: Kurs- und Arbeitsbuch B1

B1オンライン練習問題

 

ドイツ語中級2【B2】

Erkundungen: Kurs- und Arbeitsbuch B2

B2オンライン練習問題

 

ドイツ語上級1【C1】

Erkundungen: Kurs- und Arbeitsbuch C1 mit CD
C1オンライン練習問題

 

ドイツ語上級2【C2】

Erkundungen: Erkundungen C2 – Kurs- und Arbeitsbuch

C2オンライン練習問題

☆☆

私が提供さえていただいている個人レッスンでは、モチベーションが高く継続の意思がある方には迷いなくこのA1の教科書を推奨しています。また現地の総合大学を目指している人であればこれしかありません。

またA2やB1からでも全体的なドイツ語向上を目指す方はこの本で授業を受けていらっしゃる方が多数います。

外国人のためのスタンダードなドイツ語教科書はたくさんあります。そして消える教科書もたくさんある中、この教科書は10年以上残っており、評価も高いものです。この教科書は他のものと比べても難易度が高いです。

私はドイツの語学学校で11か月みっちりと勉強したあと、DSH試験(大学入学のためのドイツ語試験)に平均80点越えで合格しました(正直に言えば幸運多数。実力的にはまだまだでした)。

でもこの本はほんとに難しいです。めげずに最後まで一貫して勉強できる人はほぼいないんじゃないかと思うぐらい難しい。

情報量もとても多いです。この本のC1を問題なく理解できれば確実にDSHの筆記試験はとおります。日本でも手に入るようなので紹介しておきます。オンラインのトレーニングサイトもあります。

ドイツ留学やドイツの大学を目指している人は高度なドイツ語が必要なためこの本がおすすめです。

 

この教科書は語学学校などのクラスでは一週間15時間(1日3時間)×2か月=約120~150時間で一冊が終わる目安です。

しかしこの目安は英語やヨーロッパ言語の母語者を主に対象としたものです。ドイツの語学学校のほとんどはヨーロッパ、南米、北アフリカなどのドイツ語と近い言語の母語者です。スイスなどのドイツ語母語者(方言話者)なども混じっているため進むのが早いです。

ドイツ語から遠いアジア言語の母語者の場合、この倍はかかるとみて良いでしょう。

 

この教科書はテーマ数は多くないものの(一冊8課)中身が濃いことが特徴です。

1課ごとに3つのカテゴリー(A/B/C)に分かれています。

Aでは単語、読解、リスニング、文法のすべてを強化、Bではさらにレベルの上がった課題、そしてCは文法の練習問題という構成です。

一般的にはAの部分をクラスや指導付きで学び、Bは余裕のある人のみ、そしてCは自習用(復習)として使われます。私の個人レッスンでももれなくこのやり方です。

☆☆

また私は、AIどころかグーグル翻訳も全然使えないレベルの時代にドイツ語を始めましたから、電子辞書は必須でした。語学学校はもちろん、日常でも持ち歩き、とても助けられました。今はAIがあるので必需品ではありません。もし長い間続ける意思があれば一台持っていてもいいかもしれませんが。

私は今は日本語が出てこない時に日本語を調べるためにドイツ語で調べることがほとんどです。あの時とは真逆(笑)

ドイツ語のインストールが必要です。紙の辞書より高額ですが軽く小さい一台で便利なのでずっと愛用しています。2台持ってる!

黒いほうが以前ずっとつらい時期を共にしてくれた思い出の電子辞書です。白は数年前に買いなおしたもの。ドイツ語以外にも中国語などの多言語が入っています。

ただスマホの日独辞書でも十分だと思います。私は個人的にスマホで打つのがあまり好きではないので(だんぜんキーボード派)、というかあまりスマホを使わないので電子辞書のほうがいい感じです。私のように電子辞書派は古いのかもしれませんが参考までに。

みなさんも頑張って下さい。ドイツ語は大変ですが応援してます。

ある程度語学が得意な方は、教科書を独学で勉強して質問がたまったらまとめてレッスンに訊きにくるのが効率的ですよ♪